苦味が美味しいゴーヤ。
ゴーヤは美味しいだけじゃなく、美容的にも栄養価が高く夏バテ防止効果もあります。
なので我が家では夏の定番食材です。
最近では、スーパーでもよく見かけ手に入れやすいですよね。
私は、できるだけ日々の調理で油を使わないようにしています。
とくにリノール酸が多いオメガ6系の油。
ダイエットのためではなく、そのほうが体調がいいからです。
夏はゴーヤチャンプルをひんぱんに作りますが、油は使用しません。
炒めることもしません。
立っているだけで暑い夏。
できるだけ火を使う時間も短くしたいですよね。
このレシピは、火をつけている時間も短いのでおすすめです。
今回使用したオーガニック食材と無添加調味料、購入しているお店も紹介しています。
「宮崎製作所の【十得鍋(じゅっとくなべ)】を購入しようか悩んでいる。」
「【十得鍋】で作れる料理を知りたい。」
「油を使わない料理を知りたい。」
「時短で簡単に、ゴーヤチャンプルを作りたい。」
「ヴィーガン・ベジタリアン料理を簡単に作りたい。」
そんな方に、今回の記事が参考になれば嬉しいです。
十得鍋の詳しい記事、よかったら読んでみてな!
重ね煮
今回のゴーヤチャンプルは【重ね煮】の調理方法で作ります。
【重ね煮】とは、砂糖も化学調味料も使用せず、食材のうまみを最大限にひきだす調理方法です。
東洋に古くから伝わる考え方で、食材のもつ陰と陽を【中庸ちゅうよう】にする体に優しい食べ方。
こんなふうに↓下から食材を重ねていきます。
食材が鍋の中で調和され【中庸ちゅうよう】になります。
【中庸】になった食材を食べることで、陰や陽に傾きすぎるこなく、体のバランスが整います。
重ね煮に必要なのは、ぴったり隙間なくフタが閉まる鍋。
私は無水調理もできる【十得鍋(じゅっとくなべ)】を使用しています。
炒めないゴーヤチャンプルの作り方
材料は、自由にお好きな野菜を使用してください。
私はゴーヤの苦みが好きなので、苦みをとる下ごしらえはしません。
苦みが嫌いな方は、どちらかの方法で下ごしらえをしてください。
・サッと熱湯をかけて湯通しする。
・塩でもむ。
ちなみに【ゴーヤのワタ】をきちんと取らないと苦い!と言われることもありますが、ワタと苦みは関係ないそうです。
我が家のゴーヤチャンプルはかなりオリジナルです。
味噌ベースで、ゴーヤの他に必ずいれる食材は【ひじき】【お揚げさん】か【厚揚げ】
味つけのタレ
●味噌 40g
●しょうゆ 小さじ1
●ソース 大さじ2
これは食材の量やお好みで変えてくださいね。
重ね煮の要領で食材を下から重ねていきます。
ニンニクはすりおろします。
下から、ひじき、ゴーヤ、すりおろしたニンニク、にんじん、豆腐、厚揚げ。
大さじ2の水をいれます。
ぴったりフタをして、やや弱めの中火で6~7分放置。
フタをあけ少し火を弱め、箸で混ぜながら水分を飛ばします。
水分がとんだら、タレをいれて混ぜます。
全体的にタレがからんだら、フタをして3~6分。
この3~6分は、シャキシャキ感があったほうがいいか、味がしっかりなじんだほうがいいか、お好みで調整してください。
温かいまま食べたい時は、お皿に盛りつけるまで鍋にいれたままにしていることもあります。
できあがり♪
豆腐をつぶすので、クリーミーな味のチャンプルです。
気分によって、豆腐多めにしたり少なめにしたりします。
これは【お揚げさん】で作りました。味がしみて美味しいです♪
冷蔵庫にある野菜だけで作ることも多いです。
この日は、なすを入れました。
豆腐もお揚げさんも厚揚げもナシ。
唐辛子しょう油ベースで作りました。
7年使用している【十得鍋】
揚げ物、煮込み、麺を茹でるのも十得鍋があれば困ることはないです。
味噌汁をつくるときなど、早めに火を止めても余熱で調理してくれます。
30分後に蓋をあけても、ふわ~っと湯気がでるくらい。
ガス代節約になるし、何役もこなしてくれるので本当におすすめです♪
十得鍋なら大さじ2の水で、たった4分!
甘くてジューシーとうもろこしが食べれるで!
使っているオーガニック食材の紹介と購入したお店
お揚げさん&厚揚
【島田食品】のものを購入しています。
東京に転勤になり、いろいろ食べてみて1番好みでした。
肉厚で香ばしくて美味しい♪
国産有機大豆使用で、揚げ油は菜種油です。
手で揚げて丁寧に作られています。
私はいつも、Bio c’ Bon ビオセボンで購入しています。
焼き網で焼くと最高のおつまみになります♪
辻和金網の【焼き網】で焼いたら、絶品おつまみになるで!
有機豆腐
こちらも【島田食品】です。
濃厚で美味しいです。
我が家はお菓子作りによく豆腐を使います。
有機の豆腐でいろいろ試しましたが、近くで手軽に買える中では1番です。
豆腐でスイーツを作ると、使う豆腐によって味が別物になるんですよね。
豆腐くささが強くなるというか、いかにも豆腐がはいってます!っていう味になってしまいます。
ここの豆腐は、水切りしてメープルシロップをかけるとスイーツになりそうなくらい濃厚。
なのに、豆腐くささがないんです。
冷ややっこで食べると最高♪
原材料は、国産有機大豆、にがり。
豆腐もBio c’ Bon ビオセボンで購入しています。
無農薬ゴーヤとにんじん
Bio c’ Bon ビオセボンで購入しました。
ひじき
私の故郷、徳島のひじきです。
ひじきは鉄釜で炊いた天然がいいと知ってから、毎月購入しています。
肉厚ですごく美味しいです。
砂糖不使用&無添加&オーガニック調味料
ゴーヤチャンプルを作る調味料は、だいたいこの4つです。
醤油ベースの時には本みりんを使います。
シンプルに簡単に作りたいので、調味料はこだわっています。
食材と調味料が最高なら、手の込んだことをしなくてもいいので、ずぼらな私にはかかせません。
井上古式醤油を使ってから、ほかの醤油は使わなくなりました。
加熱処理、酵母添加もしない。
ひとの介入は最小限に自然にゆだねる。
伝統的な醸し(かもし)の技術で醸造しています。
もう8年くらい浮気してません。
さしみ醤油も薄口しょう油も使わず、これ1本です!
小さいサイズなら、スーパーマーケット【ライフ】の、ビオラルコーナーで購入できますよ。
味噌は、ひかり味噌 マル有 有機味噌です。
3年熟成の味噌ががいいな…と思いながら、美味しくてコスパがいいのでリピしています。
成城石井、ビオセボンで購入できますよ。
原材料は、有機大豆(輸入)、有機米、食塩。
砂糖を使用していないソースって、なかなかないです。
あっても、ちょっとアッサリしすぎかな…と感じることが多いんですよね。
その中でも、オーサワの中濃ソースは濃い目で美味しい。
砂糖不使用で有機野菜や果実ををたくさん使っています。
ソースはカレーに少しいれてもコクができるし、常備しておきたいのでこれをリピしてます。
★原材料★
有機野菜・果実(りんご、にんじん、トマト、その他)、有機醸造酢(りんご酢、米酢)
食塩(メキシコ・オーストラリア産)、有機醤油、有機こんにゃく粉、香辛料、麦芽水飴
お店の方に「これを使うと他のみりんは使えないよ」と言われたのですが、本当でした!
飲めるみりん、といわれるように、醤油とみりんだけで十分美味しくなります。
三年熟成で、味に魔法がかかるくらい変わりますよ。
我が家は、料理に使う甘味は、これだけです!
ゴーヤのおススメ時短料理
ゴーヤチャンプルの他に、我が家でよくする簡単メニュー。
ゴーヤのサラダ
ゴーヤを薄く切り、塩でもむ。
玉ねぎ、にんじん、バジル、好きな野菜と混ぜるだけ。
味付けはシンプルに♪
・オリーブオイルや亜麻仁油と塩。
・味噌とお酢であえる。
・豆腐か豆乳に味噌とレモン汁を混ぜてドレッシング風。
ゴーヤのぬか漬け
これは我が家の定番です。
ポリポリ、とまりません。
おつまみにも最高。
ゴーヤの栄養はすごい
ゴーヤはとても栄養価の高い野菜です。
夏バテ防止にもおススメです。
とくにビタミンCが豊富で、100gあたり76mg。
これはビタミンの王者レモンの約1.4倍だそうです!
ビタミンCはコラーゲン育成をうながす大切な栄養素。
ゴーヤは加熱してもビタミンCが壊れにくいといわれています。
紫外線も気になる季節、女性はとくに食べたい野菜のひとつです。
他にも食物繊維、カリウム、βカロテンなど、ゴーヤを食べるだけでたくさんの栄養素がとれます。
ゴーヤーの苦みにも嬉しい効果♪
苦味成分は「チャランチン」や「モモルデシン」
食欲促進や疲労回復、血糖値を下げる効果があります。
食べ過ぎには注意
栄養価の高いゴーヤですが、食べ過ぎると胃酸が過剰に分泌されます。
胃に負担がかかり、消化不良や胸やけを起こす場合もあるので、食べ過ぎには注意です。
長期保存するには冷凍がおススメ
無農薬のゴーヤがいつも買えるわけではないので、多めに買って冷凍しています。
私はゴーヤの苦みが好きなので、苦みをとる下ごしらえはしません。
薄く切ってジップロックにいれるだけです。
使う時は凍ったまま使用でき便利です。
旬のゴーヤ、楽しんでな~♪
重ねて収納でき、何役もこなしてくれる十得鍋はミニマリストにもおすすめです。
無水調理に揚げ物、万能なので普段の台所仕事でも重宝しますが、災害時にも一つあると便利だと思います。
洗いやすく、頑丈であつかいやすい。
卓上コンロとガスボンベと十得鍋があれば、炊飯したりレトルトを温めたり、いろんな事に使えます。
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