ガジュマルは育てやすくて、見た目も可愛いので人気ですよね。
我が家にも大切にしているガジュマルがあります。
香川→三重→京都→東京と転勤族の我が家。
生活環境が変わる中、ともに暮らしてきたガジュマルさん。
そんな大切なガジュマルさんが、枝が伸びすぎ葉の色も悪くなり、全体的にボサボサ。
元気がなくなってきました。
どうしよう…と悩んでいると、ガジュマルを丸坊主にするという方法を発見!
「なんだか、かわいそうだな…」と思いながら、おもいきってつんつるてんにしてみました。
結果、ガジュマルの素晴らしい生命力に感動!
丸坊主から回復する我が家のガジュマルさんの記録を写真で載せています。
育て方やおススメの虫のわかない土もご紹介。
元気のないガジュマルに悩んでいる方の、参考になれば嬉しいです。
ぜひ、ガジュマルの神秘的な生命力みなぎる感動ストーリーにお付き合いください!
ぎょうさんやなぁ(訳※おおげさ)
別名、絞め殺しの木!?
ガジュマルは絞め殺しの木とも呼ばれるのを知ってますか?
しめころしのき…。
可愛い見た目とはうらはらに、なかなかのネーミングですよね。
ウィキペディア先生によると、他の植物や岩などの基質に巻きついて絞め殺すように(あるいは実際に殺して)成長するため、この名前が付いているらしいです。
観葉植物がめちゃくちゃ好きな私ですが、めちゃくちゃ育てるのがヘタクソです。
庭に植物やお花がたくさんあるお宅を見ると、心から尊敬します!
つい立ち止まり、羨望のまなざしでガン見。
通報されんように、気ぃつけや。
超初心者向けといわれるサンスベリア、ダメにする人はいないといわれるサボテンも育てられなかった私。
そう、我が家のガジュマルさんは、生きているだけで奇跡的な存在。
元気に順調に育っていたガジュマルさん。
東京にきて環境の変化か元気がなくなり、枝も伸びすぎ葉も落ち、スカスカになりました。
そんなガジュマルさんを心配し悩んでいたある日のこと。
「丸坊主に剪定しても、どこからでも新芽が出てくるよ」という記事を発見。
「丸坊主?いやいや、それは、ちょっと…」と思いながら記事を読んでみることに。
そこには、丸坊主になったあと、芽が出て立派に回復している画像がありました。
でも、「うちのガジュマルさんもそうなるんだろうか?」
「日なんてほぼ当たらない北側の我が家。もしも芽がでなかったら…。」
「しかもこんなに伸びている枝を切るなんて、ちょっと、いや、かなり可哀想すぎる…。」
そんなこんなで、悩む日々。
ガジュマルの生命力は非常に強く、その根はコンクリートを突き破るほどだといわれています。
その生命力を信じ、ガジュマルさんの元気をとりもどすため!と決意します!
ほんま、ぎょうさんやで。
ついに丸坊主にしてみた!
当日「大丈夫なん?ほんまに芽がでてくるん?なんか…かわいそうやな」と、せつなそうにガジュマルさんの葉をスリスリするトモさん。
その光景に後ろ髪をひかれながら、手にしたハサミで、バシバシ切っていきました。
1度決めると、いききるタイプです。
やり方は、ただ根元から切るだけ。
あとは、ちゅうちょせず、ただ切るだけ!
そして、つんつるてんになりました。
5月29日。
丸坊主から12日後
毎日励ましながら見守りました。
6月10日。丸坊主から12日後。
ついに!ちょこっと芽が出てきました。
うぅ…愛しい。
さらに、2週間後。
6月24日。
もう葉がフサフサです♪
丸坊主から1ヶ月と9日
そして7月7日。
元気に復活しました。
ガジュマルさんの生命力、素晴らしい!
剪定した枝から発根した!
剪定した枝を「水差し」していたら…根が生えてきました。
土に植え替えて育てています。
丸坊主の効果とメリット
丈夫さが魅力のガジュマルですが、日光不足が続くと徒長(とちょう)になってしまいます。
徒長とは、植物の茎や枝が必要以上に間延びしてしまうこと。
病気や害虫に対する抵抗力も弱く、全体の形も悪くなります。
丸坊主にする効果とメリット
◎枝をリセットし、好みの形で育て直すことができる。
◎本来葉っぱや枝に行く栄養が幹だけに集中し、回復して元気になる。
丸坊主を成功させるポイント!
ポイント1
ガジュマルを丸坊主にするのに適しているのは、5月~6月頃。
ポイント2
丸坊主になったガジュマルに、強い日差しはかなりの負担です。
直射日光をさけ、風通しの良い半日陰におく。
ポイント3
やや控えめに水を与える。
葉のないガジュマルは、水の吸収率も下がっています。
今までと同じ感覚で水やりをしていると、根腐れをおこす原因になることも。
通常より水やりを控え、土がカラカラに乾いてから与えましょう。
虫がわかない土がおすすめ
土の中からコバエが大量に発生するという経験をしたことがあります。
もう2度とコバエとの闘いはごめんだ!と思い、虫のわかない土を探しました。
そして、やっと見つけました!
我が家のほとんどの観葉植物にこの土を使用しています。
虫もわかず、元気に育っているのでおすすめです。
水はけのいい土なので、梅雨時期もカビが生えなくていいですよ。
濡れると色が変わります。
この色で水やりのタイミングが分かりやすいということです。
ただ…植物の種類や住環境もさまざまなので、色の変化だけに頼るのは不安な気もします。
我が家の植物は、土の色にあわせた水やりだと元気がなくなりました。
それ以来、土の状態は必ず触ってチェックしています。
土があまると保管に困りますが、これは4号鉢用から購入できて便利です。
切ると出てくる白い液ってなに?
ガジュマルは、「フィカス・マクロフィラ」という学名を持つゴムの木の仲間です。
ガジュマルだけでなく、ゴムの木の仲間は葉や枝をカットすると、断面から白い樹液が出ます。
この樹液には、ゴムの材料となるラテックスという成分が含まていて、触れると人によってはかぶれを起こす場合があります。
特にゴムアレルギーをお持ちの方は、必ず手袋をして作業することをおススメします。
ガジュマルの育て方
今度こそ、ガジュマルさんを元気に育てるため、私も育て方を勉強します!
失敗するポイントの多くは、水やりだと思います。
やりすぎても根腐れする、やらなさすぎても枯れる…。
ぜったいに今度こそ大丈夫、頑張ります!
一緒に頑張りましょう♪
説得力ないけど、がんばれ~。
置き場所はどこがいい?
ガジュマルは日光が大好きですが、直射日光が当たると葉焼けしてしまう事があります。
最適なのは、室内の窓際の明るい所や、風通しがいい場所。
エアコンの風が直接当たらない場所。
ガジュマルは本来、沖縄や東南アジアといった熱帯・亜熱帯に自生している植物です。
寒いのは苦手です。
冬は窓際だと気温が下がるので、カーテン越しの日当たりがいい場所に置いてあげましょう。
室内に置くのが一般的ですが、暖かい時期なら屋外で育てることが可能。
ただし、突然環境を変えると枯れたり弱ってしまう原因になります。
気温や日当たりに急激な変化が起こらないよう、時間をかけ徐々に場所を変えていくのが1番ガジュマルにとって負担が少ないです。
植物は「置かれた場所」の環境に適応する能力があります。
置き場所をあちこち変えることは、植物にとって負担になるので注意が必要です。
水やりの頻度
春から夏
基本は、土が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをする。
生育期
とくに7〜9月は、生育するためにガジュマルがどんどん水を吸い上げます。
なので、土が乾いていれば毎日あげてもいい。
ただし、気温が上がる日中の水やりは、鉢の中が蒸し風呂状態になってしまうため朝か夕方に与える。
生育期とはいえ、水の与えすぎは根腐れの原因になるので、土が湿っているか必ず確認しましょう。
秋から冬
秋から冬にかけて生育が止まり休眠期に入るため、水を吸い上げる力が落ちてきます。
秋冬は水やりの頻度を落として、乾かし気味に管理。
10月以降から水やりを少なくしていきます。
11月から暖かくなる春ごろまでは、土が完全に乾燥してから2〜3日後に水やりをする。
ただし、冬は葉が乾燥しやすくなるので、定期的に葉水で水やりする。
冬に調子が悪くなる原因は、水やりだと思うので重要ですよね。
冬の水やりは、月に2回くらいと書いている人もいました。
う~ん、難しい。
住居環境もさまざま、こればっかりは、自分で探るしかなさそうですね。
あとは、こういう水やりチェッカーを使う。
この商品考えた人すごいですよね。
レビュー読んでいると欲しくなります。
肥料の与え方
ガジュマルは肥料を与えなくても育てることができます。
幹や根をより太く育てたい場合は、肥料を定期的に与えたほうがいいみたいです。
錠剤タイプの肥料なら置いておくだけなので便利。
与える頻度は、生長期である春から秋にかけては、3か月に1回程度。
肥料の与えすぎや冬に肥料を与えると、枝や葉が伸びすぎたり枯れる原因になります。
とくに、冬の時期の肥料やりは、根を傷める原因となるので注意が必要です。
丈夫に育てるポイント
元気に育てるには、植え替えや剪定が必要です。
定期的に行うことで栄養が株にいきとどき、幹が太くなり、葉が茂って元気に成長します。
時期は4月~10月、人によって書いていることがバラバラでした。
いろいろ読んでみた結果、5月から7月頃におこなうのがいいと思います。
植え替え
鉢底から根が出てきたら植え替えのタイミング。
ひと回り大きい鉢・新しい土に植えかえます。
剪定
ガジュマルは放っておくと枝葉がぐんぐんと伸び、日光が当たりづらくなったり、全体の形が悪くなってしまいます。
剪定をすることで、栄養が株全体に回るようになるので、元気に成長させるためには剪定が必要。
ガジュマルの幹を太くする方法は?
幹のように見える部分は、本来は土に埋まっているはずの根元です。
植え替えのときに、それまで見えていた幹の部分を深く埋めてみると、どんどん太く大きく成長していきます。
風水的な効果もある
ガジュマルは「幸せを呼ぶ木」「精霊が宿る木」といわれ、縁起のいい観葉植物としても知られています。
絞め殺しの木ともいうけどな。
ガジュマルが自生している沖縄では、昔から“キジムナー”と呼ばれる精霊が宿る木だと伝えられているそうです。
キジムナーとは、ガジュマルの木で暮らす精霊です。
諸説ありますが、赤い髪で背丈は人間の子供程度だと言われています。
最近では、沖縄のテレビ局や観光施設のマスコットキャラクターとしても用いられています。
キジムナーは人間の生活に密接していて、キジムナーに気に入られた家は繁栄するといわれています。
風水的おススメの置き場所
北
金運アップ、恋愛運アップ。
ガジュマルの丸い葉は北の方角と相性がいい。
東
仕事運アップ。
南
美容運、人気運アップ。
西
金運、恋愛運、商売運アップ。
まとめ
・ガジュマルは、丸坊主にしても芽がでてくる。
・生命力がすごい。
・別名 【絞め殺しの木】と呼ばれる。
回復させるポイント
・ガジュマルを丸坊主にするのに適しているのは、5月~6月頃。
・直射日光をさける。
・風通しの良い半日陰におく。
・水やりをひかえる。
・切ると出てくる白い液は、かぶれるので直接触れない。
失敗しない育て方
・元気に育てるのには、水やりが重要。
・夏はたっぷり。(根腐れさせない程度に)
・冬はひかえる。
・定期的な植え替えや剪定が必要。
・肥料は与えなくても育てることができる。
「幸せを呼ぶ木」「精霊が宿る木」といわれている。
縁起のいい観葉植物として風水でも人気。
形がかわいいので育ててみたガジュマルですが、いろいろ調べてみると面白かったです。
我が家の丸坊主にされたガジュマルさんは、元気に育っています。
丸坊主にするには勇気がいりますが、どうしても!っていう時は、愛をこめて丸坊主…おすすめします!
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