初めまして、しーかと申します。
名古屋在住の主婦です。
9歳年の離れたトモさんと夫婦二人暮らし。
ゆる~くですが、オーガニック無添加生活を楽しんでいます。
必要以上に持たず、シンプルにラクしながら丁寧に生活する。
笑顔で過ごすことを大切に毎日を生きています。
以前の私は…、
コンビニ大好き。
ジャンクフード大好き。
頭痛薬を常備。
裏の原材料を確認せずに買う。
オーガニックや無添加とは無縁な毎日。
「食べたもので体はできているんだよ。」
そう教えてくれた方に出会い、衝撃をうけ食を変えていきます。
食を変え、体調が整い人生が変わりました。
今年でオーガニック無添加生活9年目。
もともとズボラで面倒くさがり屋の私です。
「料理も食生活も掃除も、なんでも70点でOK」で楽しんでいます。
そんな私も、実は…きっちりやろうとして頑張りすぎた時期がありました。
食にストイックになりすぎ、ミニマリストになろうと持ち物の数にこだわる。
人と比べて、自分を責め自分にイライラする毎日。
今のゆるスタイルにたどりつくまでの失敗談や悩み、学んだことを自己紹介がてら書いてみました。
よろしくお願いします。
失敗①食にストイックになりすぎた
私もトモさんも食を変えてから、体だけでなく味覚も変わりました。
素材の味をものすごく感じるようなり、薄味でも美味しい。
旬の食材は、シンプルな調理だけでごちそうになるんだ。
今までになかった舌の感覚や味の発見。
新しい世界で生きているようで新鮮で楽しかったです。
人の味覚って、こんなにも変わるんだと驚きました。
でも…、
情報が多すぎて混乱
食を変えいろいろ調べていくうちに、
玄米は体にいい。いや、悪い。
3食べたほうがいい。いや、2食がいい。いや、1食がいい。
生野菜しか酵素はとれない。いや、生野菜は体を冷やす。
ファスティングはいい。いや悪い。
????????
いろいろな情報がありすぎ、何が正しいのか、知れば知るほど混乱していきます。
やりすぎてストレス
一時期はファスティングを頻繁にし、1日1食でかなりストイックな生活をしていました。
最初の頃は体が変化するのが楽しかったです。
でも、食べる事が大好きな私とトモさん。
ストレスというか、楽しい気持ちよりガマンの気持ちのほうが強くなってきました。
休日に出かけても食べれない、大好きなお菓子作りもできない。
ストイックにみえても長く続けている人って、すごく楽しそうなんですよね。
だけどその頃の私は、
食にストイックになりすぎ、食を楽しめない。
完璧にやろうとしてできなくて、自分を責める。
ちゃんとしようと思えば思うほどできない。
きっちりやれている人と比べては落ち込む。
イライラして、トモさんと喧嘩になることもありました。
そして気づきました。
自分が楽しめないと、どんないいことも逆に悪い結果になる。
楽しく続けていかないと意味がない。
長く楽しく続けられる生活スタイルにするため、自分たちにはどのやり方が合うのかを夫婦で話し合い、いろいろ試しました。
失敗②ミニマリストに憧れすぎた
ミニマリストになりたくて、たくさんの方の本を読みました。
そして、どんどん断捨離。
部屋はすっきりし、掃除や管理するのも楽になっていきます。
その中で私が失敗したこと。
ベッドと敷布団を手放した
半年くらいヨガマットの上で掛布団だけで寝ていました。
その結果、
トモさんの50肩が悪化。
体が休まらないのか熟睡できない。
起きた時に体が痛い。
冬めちゃくちゃ寒い。
服を減らしすぎた
数にこだわりすぎて減らした結果、機能性ばかりを重視しオシャレが楽しくなくなりました。
これは、布団がいいとかベッドがいいとかではなく、失敗した原因は自分のことが分かっていなかったからだと思います。
寝袋で快適に眠れている知人もいますし、合う合わないは人それぞれ。
心地よさも人それぞれ。
そこに私は気づかず、他人基準で選択した結果失敗したのだと思います。
私の場合は、布団の上げ下げが面倒で、ベッドのほうが生活がラク。
多少部屋が狭くなっても、ゆったり好みのマットレスで眠れるほうが快適で熟睡できる。
自分のことが理解できていないと、なにを選択していいか分からないのだと勉強になりました。
現在のゆるスタイル
年に1~2回はファスティングします。
今の生活の基本は、オートファジー。(16時間は食べない)
昼は少なめで、夜は普通に食べます。
物の数にはこだわっていません。
数にはこだわりませんが、購入するときはものすご~く考えます。
夫婦でお互いの持ち物には干渉しません。
共同で使用する物は夫婦会議します。
基準は「どれだけ必要か」「それがあると自分が心から楽しいか」です。
現在の食生活
なるべくひかえている食材は、
・グルテン
・白砂糖
・添加物
・農薬
・乳製品
こう書くとストイックに感じるかもしれませんが、完璧にしているわけではありません。
なるべくがポイントです。
ざっくり7割できていればOK。
外出や旅行した時は、16時間以内でも食べたい時は食べます。
どうしても食べたいときは、白砂糖たっぷりなスーツも揚げ物も、食べたいものを我慢せず食べる。
その時に気をつけているのは、次の日にリセットすること。
そして細かいことは気にせず、心から美味しいと思い、感謝して、おもいっっっきり楽しむこと。
罪悪感でビクビクして食べるのと「美味しい~♪」と思って食べるのとでは、体への影響はぜんぜん違う!
逆に神経質になり食がストレスになっていたのでは、どんないい食生活をしていても、いい結果にはならない!
と信じています。
大切なのは自分の体の状態を観察して、理解しているということだと、何度も失敗して学びました。
なので私は、普段から気を付けているんだから大丈夫、という安心のもと、楽しむ時は楽しみます。
食事には、健康のためだけではなく、大切な人との時間や体験、いろんな意味があると思います。
農家さんに感謝
自分とトモさんの体のためだけに始めた、オーガニック無添加生活。
ですが、食の大切さを体感するうちに、
「地球、自然、すべての動物、世界中の人、未来の日本、すべて繋がってるんだ…。」
そう気づきました。
当たり前のことで、頭では理解していましたが、とても強く感じだしました。
きっかけは、転勤で東京に住んでいた時。
東京には、無農薬栽培の農家さんと交流できる大きなマルシェがありました。
毎週通ううちに、農家さんと仲良くなって、お話ししたり教えてもらった時間は今でも貴重な体験です。
みなさん、ものすごく工夫し手間をかけ、食べる人の健康や子供たちの未来、地球のことも考え安全な野菜を作ってくれています。
そのおかげで、私たちは安全で美味しいものを食べることができる。
農家さんに感謝する気持ちが強くなっていきました。
食べることは生きることだと思うので、本当に感謝しかありません。
「基準は自分の子供に食べさせられるか。大変なこともあるけど、嘘はつけない」みなさん同じ事を言います。
心が折れそうだったりラクをしたくなった時、最後は人間性、自分がどう生きたいかなんだなと思いました。
私もそう生きよう、そんな気持ちになり学ぶことが多いです。
愛情をかけて作られた野菜は、生命力や味が全然違う。
そういう生産者の方に感謝し、応援することが今の私にできることの一つだと思っています。
楽しくなければ続かない
食べるものがなくならない?と聞かれることがあります。
結局楽しくなければ続かないと思います。
食べる物がない!不便だ!ということにフォーカスするのではなく、日本の食を守ってくれている生産者の方がいることへの喜びや感謝にフォーカスすると、私自身不足感が無くなってきました。
同じ言葉を言われても、気にも留めない人もいれば傷つく人も怒る人もいるのと同じで、便利も不便も楽しいも面倒も、人の脳の解釈でしかないと気づきました。
どういう現状でも知れたことには価値があります。
安全は当たり前でなく人が守っていくもの。
最初は自分たちのためだけに食を変えました。
でも、いろんな生産者の方と出会うたび、食の大切さを痛感するたび、
買い物で投票し応援したい、
自分には子供はいないけど、未来の人たちのことを考えよう、
自然にそう思うようになりました。
無添加やオーガニックの食材は少し値段が高いですが、コンビニやスーパーでちょこちょこ買って食べていた物をやめれば逆に食費に余裕がでました。
将来の自分への体の投資にもなります。
素材の味を楽しむシンプルな調理に変え、毎日の料理も楽しくなりました。
みんなちがってみんないい
生活環境も体質も考え方も人それぞれなので、どのスタイルが1番いいかは人それぞれ、それでいいのだと思っています。
大切なのは人と比べず人任せにせず、自分で選択して責任をもち生きていくことが、この情報過多の時代ではとても大切だと感じます。
人と比べる必要はないし、悩むために苦しむために選択するわけではない。
未来の自分や家族が、明るく楽しく笑っているための選択なので、今を楽しむのが1番だと思っています。
今は心からこの食生活を楽しんでいます。
どんなに人がいいということも、自分が心から信じて、楽しくやれないといい結果にはならないと思います。
1度きりの人生、自分も人も大切に楽しみたいと思っています。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
このような経験を生かして、ブログを書いています。
少しでも役に立てる情報を発信していくので、よろしくお願いします!
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