食欲の秋。
栗にさつまいも!
私が1番好きな季節がやってきました。
【旬を味わう栗ブログ第2弾】
今回のブログは、そんな我が家の簡単で失敗しない中毒パエリアのレシピです。
そんなにパエリアが好きではない方も、ハマると思いますよ。
前回の【旬を味わう栗ブログ第1弾】もよかったら、読んでみてくださいね。
トモさんが【ビストロ土鍋】で作る【パエリア】は我が家の定番メニューです。
トモさんの作るパエリアは本家のパエリアとは違って、かなり和風にアレンジしています。
ものすごく中毒性があり、食べてもまたすぐに食べたくなるくらい美味しい。
これからの時期は、栗、さつまいも、きのこ、秋鮭、れんこんを使ったパエリアが我が家の食卓に頻繁に登場します。
今回も栗とさつまいもときのこをたっぷり使いました。
秋の味覚をぎゅっと閉じ込め、酒粕とイカのわたでコクをだした大人のパエリア。
本来パエリアはオリーブオイルで炒めますが、我が家は油を使わずに作ります。
ビストロ土鍋ひとつでできるので、洗い物も少なくてラクちん。
「長谷園の【ビストロ土鍋】を購入しようか悩んでいる。」
「ビストロ土鍋のレシピが知りたい。」
「油を使わないレシピが知りたい。」
「簡単に秋の旬を楽しめるレシピが知りたい。」
「簡単に失敗せずパエリアを作りたい。」
そんな方に、今回の記事が参考になれば嬉しいです。
今回使用した我が家の無添加調味料や無農薬野菜やお米を購入したお店も載せています。
今回使用する鍋は、長谷園の【ビストロ土鍋】です。
空焚きできる万能土鍋の詳しい記事は、こちらにあります↓
パエリアには玄米がおすすめな理由
【パエリア】を美味しく作るポイントは、お米の炊きかたです。
スペインでは、ジャバニカ種のボンバ米がよく使われています。
ジャバニカ種は日本のお米と違い粘りが少なく、パエリアやリゾットにあうお米。
なので、パエリアは日本のお米だと炊きかたが難しいといわれます。
日本のお米だと、どうしてもべちゃっとしたり逆に芯が残ってしまったり…。
その難しさが玄米だと簡単に解消されます。
玄米で作るとちょうどいい固さで炊けて、べちゃっとせず美味しいのでおすすめですよ。
下準備
①【ベジブロス】を作る
我が家のパエリアは【ベジブロス】を使います。
【ベジブロス】とは、野菜の芯やヘタなどを煮込んだスープ。
このスープでパエリアを作ると、味がぜんぜん違うんです!
体への効果が注目されている【ベジブロス】ですが、コクやうま味がでてものすごく美味しくなります。
水でも美味しく作れますが、できれば作ってみてくださいね。
作り方はこちらに詳しく載せています。
すごく簡単に作れますよ。
②栗の皮むきをする
この作業が少し大変ですが、簡単で美味しくなる方法や栗の下処理の方法をこちらに詳しく載せています。
③イカのわたを取る
●イカの胴からわたを抜きとる●
・胴とワタがくっついている部分があるので、胴の中に指を入れて軟骨にそってはずすように引きはがす。
・左手でエンペラ、右手で足をつかんでゆっくりとワタを引き抜き、軟骨も引きぬく。
※エンペラとは、イカの胴の上部にある三角形のひれのことをいいます。
●ワタについている墨袋をとりのぞく●
げそ側から墨袋を手でつまみ、ゆっくり引っ張る。
●イカのワタとげそを分ける●
・目の下あたりを包丁で切り、ワタとゲソを切り分ける。
●イカのくちばしとをる●
・目のあいだ辺りを指で押すと、くちばし(丸くて硬い部分)が出てくるので取り除く。
●吸盤をとる●
・ゲソにティースプーン一杯の塩をふる。
・指でげそ1本ずつしごくようにして、小さな吸盤をとっていく。
・そのあと水で洗う。
●わたの臭みをけす●
・わたは、ザルに上げて塩をふる。
・そのあと、わたを酒で洗い流す。
お酒がなかったり面倒なときは、我が家は省きます。
●膜に切り込みをいれ、わたの中身をだす●
薄い膜におおわれているので、つぶさないように剥がします。
イカのわたは、いろんな料理に使えてすごく美味しいですよ。
我が家でよく使うのは、パエリア、ホイル焼き。
イカをわたで炒めても美味しいので、おすすめです。
パエリアの材料
野菜や調味料などは、お好みで種類や量を変えてくださいね。
味つけの味噌だれ
・八丁味噌 25g
・あわせ味噌 55g
・酒粕[さけかす] 10g ※今回はペースト状のものを使用
・イカのわた 1杯分
・ソース 大さじ1
・本みりん 大さじ1
・にんにく ふたかけ ※すりおろす
・しょうが 適量 ※すりおろす
・ベジブロス 大さじ2
酒粕やイカのわたは、なくても大丈夫です。
嫌いでなければ、いれるとかなりコクが増して美味しくなりますよ。
その他の調味料
・ベジブロス 380cc (なければ水でOK)
・ベジブロス 大さじ3 (炒めるとき用)
・塩
具材
・玉ねぎ 中1個
・いか 1杯
・しめじ (お好みの量)
・まいたけ(お好みの量)
・えのき (お好みの量)
・栗 10~12個 ※半分に切りさらに半分に切って4等分にする
・さつまいも 小1本 ※さいの目切り
・玄米(発芽玄米か12時間以上浸水した玄米) 2合 300g
パエリアのレシピ
それでは、我が家の中毒パエリアを作っていきます!
えらそうに言うてるけど、一回も作ったことないやん?
……。
それでは、トモさんに作ってもらいましょう!
味噌だれの作り方
・大さじ2のベジブロスを温める。
・温めたベジブロスで、八丁味噌、あわせ味噌、酒粕を溶かす。
八丁味噌は溶けにくいので、混ぜながらよく溶かしてくださいね。
・さらに、いかのわた、ソース、本みりんを入れて、しっかり混ぜる。
・最後にすりおろしたニンニクとショウガを入れて、混ぜる。
完成です!
油を使わず炒めていく!
・ビストロ土鍋に玉ねぎをいれる。
・ベジブロスを大さじ3と塩を適量 入れる。
・中火で炒める。
・玉ねぎが透き通ってきたら、いかを入れ炒める。
・さらに、塩を適量入れる。
・いかに軽く火が通ったら、しめじ、まいたけ、えのきを入れ炒める。
・少し炒めたあと、玄米を入れ炒める。
少し混ぜにくいですが、スプーンを使うと混ぜやすいですよ。
・玄米が透き通ってきたらベジブロスを入れる。
・味噌だれをいれ、よく溶かす。
これくらいグツグツ沸いてきたら、
・蓋をして弱火で20分炊く。
オーブンで仕上げる
オーブンを220度に余熱しておく。
・20分経過したら、火をとめる。
蓋をあけたら、こんな状態になっています。
・栗とさつまいもを上に並べる。
・オーブンにいれ、220度で35分焼く。
できあがり♪
なんともいえない、秋の香りがただよっています。
やっぱり土鍋での調理は美味しく仕上がります。
【かまどさん】で有名な長谷園ですが、ビストロ土鍋も空焚きができ便利です。
そのままテーブルにだしてもおしゃれ。
実食
お米の固さも丁度よく、ベジブロスやイカやキノコのうま味をお米がすべて吸っているので、本当に美味しいです!
栗もサツマイモも、ホクホクして甘い。
スプーンがとまりません。
2人なのに…2合完食してしまう中毒パエリア。
使用した無添加調味料
今回使用した無添加調味料です。
有機味噌で、美味しくてコスパがいいです。
長い間、天然醸造された八丁味噌。
我が家はサバの味噌煮や味噌汁以外に、パエリアやカレー、デミグラスソースやトマトソース、ケチャップを作る時にも使います。
まろやかで甘味やうま味を感じる塩。
おにぎりに使うと美味しい!
砂糖不使用の希少なソース。
植物性100%と思えないほど、濃くて美味しいです。
【飲めるみりん】
1度使うと他のは使えなくなってしまうくらい、本当に美味しいです。
使用した食材を購入したお店
我が家は、お米は在来種かササニシキを食べています。
朝日米は冷めても美味しく、大粒でしっかりとした歯ごたえがあり、適度な粘りと甘味があって美味しいです。
一部の地域でしか生産されてないため【幻のお米】といわれています。
・玉ねぎ ★Bio c’ Bon ビオセボン
・えのき ★Bio c’ Bon ビオセボン
・しめじ ★自然食品F&F
・まいたけ★自然食品F&F
・にんにく ★自然食品F&F
・栗 ★青山ファーマーズマーケット
・しょうが ★青山ファーマーズマーケット
・さつまいも ★自然農場まほろば(大田区大森北)
・酒粕 ★自然農場まほろば(大田区大森北) 【丸瀬家酒粕】
まほろばさんで購入した【丸瀬家】の酒粕。
初めて食べましたが、すごく美味しかったです。
自然栽培された鳥取旭米を使用。
無農薬無肥料の原料米にこだわった、酵母無添加のきもと造りの日本酒「芽依」の酒粕です。
ペースト状なので、お菓子や料理にも使いやすい。
今回は、我が家のパエリアをご紹介しました。
いろいろな秋の味をいれて、旬のパエリアを楽しんでみてくださいね。
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