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ビストロ土鍋レシピ★無農薬の伝統野菜 「大蔵大根」のしみしみ煮

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名古屋在住。

トモさんと二人暮らしの転勤族。

★ゆる無添加生活9年
★カセットコンロ生活9年
★【かまどさん】9年愛用
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名古屋・東京の無添加のお店や商品などの正直レビュー発信中。

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気温がグッと下がって冷えこんできましたね~。

京都の寒さにくらべれば東京は温かいですが、寒いのが苦手なので毎日こごえています。

でも冬の食べ物は美味しい!

寒くなると野菜の甘みもうま味も増し、鍋におでん、煮こみ料理が美味しい季節ですよね。

今回のブログは、ビストロ土鍋でつくる【大蔵大根(おおくらだいこん)のしみしみ煮】

先日の【青山ファーマーズマーケットおすすめのお店パートでご紹介した無農薬、化学肥料不使用で栽培されている《Ome Farm(オウメファーム)》で購入した〖伝統大蔵ダイコン〗です。

青首大根とはまったくちがう美味しさで、《オウメファームの常連さんは毎年これを食べるのが楽しみな人も多いはず。

青山からだと持って帰るのが重いのですが、絶対に買って帰るくらい美味しい大根!

味も美味しくて煮込んだときの食感がたまらないのです。

見つけたらぜひ!!というより、わざわざ買いにいっていただきたいくらいの大根。

【大蔵大根】のルーツをいろいろ調べてみたら面白くて勉強になったので、最後にのせてます。

いつものように、無農薬野菜を購入したお店ものせているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

長谷園の【ビストロ土鍋】は本当に美味しくて便利なので、「ビストロ土鍋を購入しようか迷っている」方にも参考にしていただけると嬉しいです。

【ビストロ土鍋】の詳しいレビューはこちらにあります

材料

・大根
・カーボロネロ(黒キャベツ)

・しょうゆ
・本みりん

カーボロネロはイタリア生まれの郷土野菜ですが、和食にもあいます。

カーボロネロがなくても、ネギや小松菜などお好きな葉野菜をいれてみてくださいね。

作り方

それでは作っていきます!

さんすけ
さんすけ

作る?
切っていれるだけちゃう?


そうなんです、切っていれるだけの絶品料理♪

素材がいいと、「〇〇だし」とか使わなくても簡単に美味しく仕上がるんですよね。


我が家は、ワケあって7年間【カセットコンロ生活】

なので、カセットコンロで調理していきます。

・【ビストロ土鍋】に【水、しょう油、本みりん】をいれる。

・分厚くきった大根をいれる。

なるべく厚く切ったほうが美味しいですよ~。

ビストロ土鍋に調味料と分厚く切った大蔵大根をいれている



・カーボロネロをいれる。

ビストロ土鍋にいれた大蔵ダイコンとカーボネロ

あとはフタをして、【ビストロ土鍋】におまかせ♪

コトコト煮込んでいきますよ~。

しみしみ大根の断面

できあがりました~♪

できあがったしみしみ大根煮

毎回お箸をいれる瞬間、ワクワクします!

しみしみ大根のアップ

味がしゅんでます~♪

さんすけ
さんすけ

しゅんでる→染みこんでる



【大蔵大根】ならではの歯ざわり。

しかも《オウメファームで栽培されているので、味が濃くてさらに美味しい。

最高です!

しみしみ大根の断面

日本酒にあいますねぇ。

ちなみに今回のおともは、【忍者pius+】

滋賀のお酒です。

深くてコクがあって、うま味がしっかりの我が家好の味でした♪

伝統大蔵大根(でんとうおおくらだいこん)とは?

【大蔵大根】は、昭和40年代までは世田谷の至るところで栽培されていたそうです。

1974年に登場した【青首大根】にその座をうばわれ姿を消すことになりました。

【青首大根】が普及した理由は、

・病害に強く小ぶりで栽培しやすい。
・片手で引き抜けるから収穫しやすい。

世田谷区内の農家が1997年から栽培に取りくみ、復活をはたした貴重な伝統野菜です。


【大蔵大根】の成り立ち

【大蔵大根】の原種は、東京練馬あたりで栽培されていた「秋づまり」という品種とされています。

「秋づまり」は白首系の大根で早生種(そうせいしゅ)

[早生種とは?]
種まきから収穫までの生育期間が短い。晩生と比べて背丈は低く、収穫量も少ない。

江戸時代に豊多摩郡(現在の杉並区付近)の源内という農家が「秋づまり」をもとに品種改良し「源内づまり」という晩生種(ばんせいしゅ)の大根を生みだしました。

[晩生種とは?]
種まきから収穫までの期間が長い。早生と比べて背丈は高くなり、収穫量も多い。

その後、世田谷の大蔵原(現在の世田谷区大蔵付近)に伝わり栽培されるようになります。

明治時代にはいり、大蔵原の石井泰治郎が「秋づまり」自然交雑種(しぜんこうざつしゅ)から耐病性のあるものを選び育て「大蔵大根」を生みだしました。

そして1953年(昭和28年)に【大蔵大根】として名称登録されたそうです。

自然交雑種(しぜんこうざつしゅ)とは?
人工的に交配してつくり出したものではなく、自然に他の種や品種の花粉がついて生じた植物のこと。
サクラの[ソメイヨシノ]がその例といわれています。

「伝統大蔵ダイコン」と「大蔵大根」の違い

現在、種苗メーカーからF1品種としての「大蔵大根」も種が販売されていて、そういったものとの混同を避けるため2011(平成23)年からは「伝統大蔵ダイコン」として出荷されています。

大蔵大根の特徴


【大蔵大根】の特徴は

・白首系で葉の付け根まで真っ白でとても美しい。

・首から先端近くまでが同じ太さの円筒形。

・輪切りにした時に同じ大きさにそろえやすい。

・かつらむきする場合も無駄がでない。

・硬すぎず、しっかりとした肉質で美味しい。



煮くずれしにくく、おでんなどの煮込みやステーキにすると最高です♪

ぜひ、旬の【伝統大蔵ダイコン】を味わってみてくださいね!

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